内容説明
お母さんのふる里、守門村に越してきたのり子。さっそく古屋敷を探検していると、どこからか金色のへびがあらわれた。そのへびは「神の使い」だと言うのだが。物質文明から欲の社会になってしまった人間たちに天空の神が怒りの大爆発を…。新潟県中越地方、守門村を舞台に、あの地震の日までのできごとを描く。
著者等紹介
しだのりこ[シダノリコ]
新潟県中越地方守門村に生まれる。芸術自由教育運動「赤い鳥」の研究・運動を展開。現在、守門村で農作業をしながら詩作・随筆・児童文学などを発表。第20回新潟日報文学賞詩部門「お地蔵さん」佳作外
川瀬聖香[カワセキヨカ]
1971年、神奈川県生まれ。昭和女子大学英文科卒業後、フリーの版画家として活動を始める。昔話や伝承、妖怪をモチーフにしたゴム版画という独自のスタイルを築き上げた。1999年「銀座山縣画廊」、2001年「東京交通会館」で個展を開く。装丁・挿絵に『中国民話集 十個の太陽』(新風舎刊)などがある。一度見たら忘れられない画風で人の心をつかみ、現在多岐にわたり、活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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