内容説明
「あっ、バヨがない!」おけいこのかえり、ホットドッグやさんによりみちしたトオルくん。バスのなかで、たいせつなバイオリンをおきわすれてきたことに気がつきました。置き忘れてきてしまったバイオリンを取り戻そうと一生懸命のトオルくん。トオルくんの帰宅を待つお母さんは多くを語りませんが、本当は心配で胸が張り裂けそうだったのです。バイオリンをめぐる小さな事件をきっかけに子と母がともに成長していく姿を描く。小学校低学年から。
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