内容説明
夏休みを利用して、山の上の天文台にやってきた父さんとヒカル。雄大な星空の下、宇宙の神秘にふれたヒカルは、心の奥におしこめていた思いを、そっと父さんにうちあけた。「ぼくね、学校でときどきいじめられるんだ」。学校でいじめられているヒカル。会社が倒産し、笑顔をなくした父さん。あの夏、山の天文台で見た思い出の星空が、二人に、一歩前へふみ出す力をくれた。小学校高学年から。
著者等紹介
赤井佐智子[アカイサチコ]
鳥取県用瀬町(現・鳥取市用瀬)出身。現在京都府在住。看護師。関西医大男山病院勤務。退職後、枚方中島レディースクリニックにて従事。そのかたわら小説を執筆
末吉陽子[スエヨシヨウコ]
イラストレーター。書籍、雑誌のイラストを数多く手がける。さまざまな手法による作品を制作し、個展開催、イベント参加など幅広く活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。