内容説明
私は昭和６０年、歌人、明石海人の足跡を追って、岡山県長島のハンセン病療養所である愛生園を訪ね、深く深く感銘を受けた…表題作ほか、選りすぐりのエッセイ１５篇を収録。
目次
１ 愛生園をひとり訪ねて（明石海人；歌集『白描』；愛生園をひとり訪ねて；帰り船）
２ 忘れ得ぬひと・こと・もの（土岐善麿師；入江侍従長；瀬戸内寂聴尼；狐狸庵先生；東条英機と高光大船 ほか）
３ 『奥の細道』真贋論争と山本唯一博士
著者等紹介
藤原昌英［フジワラショウエイ］
１９２９年、新潟県生まれ。大谷大学文学部（国文学専攻）卒業。元高校の国語教諭（新潟県及び滋賀県）。日本歌人クラブ及び滋賀作家クラブ所属。受賞歴―短歌・第四回上田三四二賞受賞。小説・第四回滋賀作家クラブ賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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