内容説明
「体内をエネルギーである気が巡っている」人体の基本的な認識には、このような考え方があります。この背後には、命という一大命題が潜んでいます。さらにその背景には、古代人が抱いていた人間観、自然観、宇宙観が大きく広がっています。本書では漢方を命の立場から見詰め直し、「命の医学」として語っていきます。
目次
第1章 人間の一日の自然な姿(朝の目覚め;朝食を摂る;便通は体調のバロメーター―体は“空だ” ほか)
第2章 漢方薬はどのように効くのか(漢方薬は古代の遺跡?;基本となる漢方薬の考え方)
第3章 命の医学―命と体の自然な仕組み(漢方と現代医学;人間の自然な姿;体の仕組みと車の仕組み ほか)
著者等紹介
渡部迪男[ワタナベミチオ]
福岡県福岡市出身。東京大学医学部医学科を卒業。東京大学医科学研究所に勤務し、医学博士号取得。現在、渡部内科医院を開院。神奈川県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。