若者の社会は階級社会―親も教師も知らない、いじめ社会の病理

若者の社会は階級社会―親も教師も知らない、いじめ社会の病理

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  • サイズ B6判/ページ数 76p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784289011216
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0095

内容説明

中高の現場でエスカレートし続ける深刻ないじめ。彼らを支配するのは不良を頂点とする格付けと上下意識だった。力関係の似た小グループ間の序列・階層化が進む中で、無法化していく若者たちの病巣を同世代の眼で明らかにする。

目次

“告げ口”はダサくて救いようのない自殺行為!?
「格が上」と示しをつけるいじめの本質
“格下がいないと不安”だから出る杭は打つ
集団で人をバカにして大笑いするのが極上の楽しみ
「不良が一番かっこいい」という価値観
「髪を染めたら上に行ける」「ピアスをすればいじめられない」!?
自分に返ってこない悪は「やってもいいこと」という善悪観
「キモイ」「キショイ」の使われ方
若者はなぜキレるか(1)強者の逆ギレ、弱者のマジギレ
若者はなぜキレるか(2)「話せばわかる」じゃ笑い殺される〔ほか〕

著者等紹介

山木一しげる[ヤマキイチシゲル]
1983年大阪府大阪市生まれ。一浪で大学に入り社会福祉を専攻、現在に至る。和歌山県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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