内容説明
第一次大戦のただなか、ドイツUボート調査の密命を受けた海軍機関少佐白石研吉は「常陸丸」で極秘に欧州へ旅立った。インド洋セイロン島沖で「常陸丸」を待っていたのは予期せぬドイツ船「ウルフ号」の襲撃だった。彼の遺した日誌をひも解き、知られざる拿捕と、抑留の真実を明らかにする。
目次
プロローグ ファーザー・コンプレックス
父の生い立ち
運命の分かれ目
出発までの経過
ドイツ海軍とUボート
常陸丸について
拿捕までの状況
ウルフ号との出会い
ウルフ号について
ウルフ号の戦歴〔ほか〕
著者等紹介
白石勝彦[シライシカツヒコ]
インテリアデザイナー。1926年生まれ。東京在住。桑沢デザイン研究所卒業。株式会社松屋勤務後、白石勝彦住空間計画室代表となる。社団法人日本インテリアデザイナー協会正会員、日本インテリア学会正会員。新制作協会新作家賞(1962年)、デザイン功労者表彰(1997年)勲五等隻光旭日章(2000年)授賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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