内容説明
人々に忘れ去られてしまったような、さびれた路線。仕事と家庭に疲れきった長尾久則は、古ぼけた駅に迷い込んだ。そこには、呼ばれたものだけに見える『幽霊電車』が到着するという―。失われてしまったものへの愛惜を込めて綴るノスタルジック・ファンタジー。
著者等紹介
宮沢やすし[ミヤザワヤスシ]
1958年長野県生まれ。『午後五時着幽霊電車』が初の小説(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。