内容説明
ぼくはその日から、友だちになった男の子たちと朝から晩まで外遊びにあけくれた。大がらでゆったりしたいとこの優子の笑顔、大好きなおばあちゃんもみんないっしょだった…。ぼくたちは暑さをものともせず、冷たい小川やムンムンする草いきれの中で遊びまわった。汗びっしょりのシャツは、田舎のさわやかな風にたちまちかわく。成長する子どもの心を、しなやかにえがいた物語。小学校高学年から。
著者等紹介
鈴木幸子[スズキサチコ]
群馬県館林市出身。第4回カネボウ・ミセス童話大賞受賞。エッセイ、地方紙の短文、オピニオンのエッセイ、教育副読絵本などを執筆している。館林市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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