内容説明
軍国少年が、戦後一変して抱いたアメリカへの夢。そして、海外留学がまだまだめずらしかった50年前。活気が溢れ優しく鷹揚なアメリカが、そこにはありました。今、様々に批判を浴びるアメリカ。あの50年代末のアメリカは何処へ行ったのか。留学中に今は亡き父母と交わした書簡の数々。ひととき50年前の古き良きアメリカに想いを馳せ、現在を考えることのできる1冊です。
目次
プロローグ
1章 長いアメリカへの道のり―戦中・戦後の四半世紀(軍国少年の誕生;ふるさとの町、長府;戦雲急を告ぐ、大分・中津 ほか)
2章 アメリカへ―留学生活始まる(太平洋の波静か;ロチェスター、ニューヨーク;初めての秋、そして冬 ほか)
3章 二年目の出会い―新しい発見、広がる視野(新メンバーの到着;シカゴ、そしてシカゴ大学;さよならアメリカ ほか)
エピローグ
著者等紹介
町永昭五[マチナガショウゴ]
1930年生まれ、兵庫県神戸市出身、芦屋市在住。関西学院大学・大学院卒業後、アメリカ・ロチェスター大学大学院、シカゴ大学に留学。帰国後、母校関西学院大学に奉職。商学部教授を1999年に定年退職し、現在は同大学名誉教授。経済学博士。日本金融学会、アメリカ学会、生活経済学会、日米協会(大阪)、国際協会ワイズメンズクラブなどに所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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