内容説明
お父さんの夢が実現した。2000年6月、9歳と5歳の姉弟を連れた山下一家は、小型ヨットでアラスカへ向け出港。嵐、オーロラ、大氷山、夕日、魚たち、世界12カ国の人々と触れ合い、1160日ぶりに地元広島に帰港した。ヨットでの長い洋上生活と大自然が、家族の絆、子供の成長、地球のあたたかさ厳しさを教えてくれる大冒険航海記。第25回新風舎出版賞ノンフィクション部門最優秀賞受賞。
目次
第3章 見えないものを見る力(小学生のころに生まれた太平洋横断の夢;夢は語れ… ほか)
第4章 オリハルコン明日はどっちだ!?(ハプニング!;少年の日の岩壁 ほか)
第5章 海から椰子が生えた島(ポリネシアへの渡り;島と雲 ほか)
第6章 果てしなく広がる海(アラウンドアローンの船たち;あるベテランセーラーとの出会い ほか)
著者等紹介
山下健一[ヤマシタケンイチ]
1963年9月14日福岡生まれ。13歳でロッククライミングを始め、18歳のときクライミングの聖地ヨセミテへ単身渡米し、当時ギネス世界一の絶壁だったハーフドーム北西壁の単独日本人初登攀に成功。1986年に中古ヨットを買い、沖縄まで夫婦でアルバイトをしながらの旅を敢行する。1988年から12年間、クライミングのふる里、広島県三倉岳で県立自然公園内の山小屋番となる(3年間電気電話給料なしの暮らし)。本業のほか、クライミングスクールと3つのバイトで働き続け、1998年、念願のヨットを購入。2000年6月、家族で太平洋一周に旅立ち、2003年8月に帰国する。現在は三倉岳のふもとに住みながら、小中学校で指導補助や介助の臨時職員として勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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