内容説明
書く女を書き 語る女を語る 芸術短編。上代を駆け抜ける愛と再生の詞華集。
目次
異性との愛 藤原実方32才
同性との愛 藤原定子15才
妙齢の好敵手 藤原道長27才
断交 橘則光29才
心交 一条天皇11才
異性との友情 藤原斉信26才
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆゆゆ
1
久しぶりの新作、やはり独特の空気感があるなと思った。 物語として劇的に何かが解決するわけではないのに、登場人物たちの選択や沈黙が、妙に心に引っかかる。 誰かと出会うことが救いになるのか、それとも別の痛みを連れてくるのか、その境界が曖昧なまま描かれているのが印象的だった。 だからこそ、読み手の側に解釈が委ねられているようにも感じる。 読み終えたあとに残るのは、はっきりとした答えではなく、どこか揺らいだ感情のままの余韻。 その曖昧さごと抱えさせるところに、この作品の魅力があるのかもしれない。 2026/04/09
Arizona
1
リリカルな文体で純文学的要素もある作品。そんなにページ数多くないけど、じっくり味わいながら読めた。それにしても、こういう作品書ける作家さんってすごいなって思う。2026/04/02




