感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
34
新着棚で。お月さまかと思ったら、バナナうんちくんだった。その歌とダンスのとりこになった いっちゃんは、再会を夢みて、食べるものに気を付けるようになる。そう、これは食育の絵本! 教訓的でもあるが、うんちの話なので、子どもにはうけるかな? 原作の はりまりえさんは料理家で上級食育指導士だそうだ。放課後デイで読んでみたら、みんな、ところどこで笑った。「おしりしりしり」同様、楽譜付き。ピアノを鳴らしてみたが、音楽センスがないので、これも適当に自己流で歌った(笑)2019/12/04
mawaji
7
日本タイトルだけ大賞ノミネート作品の中から見つけました。「バナナうんち」とはまさに医療現場で用いられるブリストル便形状スケール「4」の理想便ということで原作者の慧眼に恐れ入る次第です。食物繊維やミネラル不足ではブリストル「1」のカチゴローに、糖質過多で冷たい飲み物ではブリストル「7」のビリトニーちゃんになってしまうのだ。息まずスッポーンと出るブリッツこそ理想的。バナナうんちの歌も楽譜とコードまでついていてとってもお得な感じ。ラストページでドラムを叩くふうたろうもいい感じでエイトビートを刻んでいるようです。2020/01/06