感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろまによん
2
太平洋戦争を時系列で振り返っていく。戦争全体の進行を同時に追っていけるので、当時を追体験しているような気分になれる。緒戦の快進撃から徐々に雲行きが怪しくなり、最後は各所で徹底的に負け続ける。国がどんどん追い詰められていく様には苦しさを感じた。これは時系列で追っていかないと味わえないだろうなあ。あと知らなかった優秀な軍人や艦船を知れたのでよかった。2020/12/31
猫田
1
同著者の『読む年表 太平洋戦争』が読書メーターで検索しても出てこないので、こちらの書名で登録。「太平洋戦争」に限定しているため、中国での戦闘については書かれてない。開戦から終戦までの流れが分かり、手持ちの世界地図には載ってない南洋の島なども図にしてあるため重宝した。これまで、大本営発表は嘘を言ってたと思っていたけれど、そうではなかったということが驚きだった。本当は撃沈できてないのに、爆撃の水しぶき等で誤認したとか、知って納得。戦争ってつくづく嫌だと思いながら読んだ。2024/03/01
具志堅
1
単独で読むとなかなか記憶に残りづらい内容だった。なにか戦争のトピックを理解しようとした際に、辞書のような感覚で前後を読み返すようにしたい。2020/09/27