内容説明
四つ目屋の鬼八からドンド橋の下で女の土左衛門が上がった旨の知らせが届く。半月ほど前も、上流で若い女の土左衛門が上がったことも噂で聞いた。いずれもが、緋襦袢をまとっただけのあられもない姿で、女陰のすぐ脇に蟹と蛇の刺青が彫られていた。死神とともに、百化け歌次郎、女殺し屋・志乃が不審死の謎を追うと、大奥に蠢く陰謀が浮かび上がった―?!
著者等紹介
黒崎裕一郎[クロサキユウイチロウ]
1942年生まれ。東京電機大学卒業後、テレビの世界に入り1975年、脚本家デビュー。必殺シリーズ、『ザ・ハングマン』などの脚本を手がける。『亨保異聞シリーズ』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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