内容説明
将軍徳川吉宗は、江戸で相次いだ大火対策に頭を悩ませていた。そんな折、徳川御三家の徳川継友より、大名、旗本屋敷に飾られた魔除けの鬼瓦を遠州産に交換し、江戸城下の瓦葺屋根化を上奏された。その試しのため遠州瓦の瓦屋と職人を運ぶ船が、将軍職を吉宗から、尾張継友にさせようとする勢力のものたちに奪われた!奴らの狙いは何か。江戸市中を大火で焼失させ、将軍の座を転覆させようとする闇の陰謀に、風魔の正義が挑む!!
著者等紹介
安芸宗一郎[アキソウイチロウ]
1956年東京生まれ。日本料理専門誌の編集者を経て文芸小説誌編集者となる。その後、独立して出版プランナーとして多くの書籍を制作。また広告業界でも広告プランナーとして大手企業のPR活動を展開する。2015年4月、双葉社より「絵師金蔵 闇の道しるべシリーズ・奈落」で時代小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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