内容説明
家と学校を往復するだけの毎日に退屈していた高校生の女の子・摩湖は、ひょんなことから外資系広告代理店の高校生ブレーンになった。個性あふれる面々と一緒にアイデア出しをするうち、仕事の楽しさや難しさを学び、次第に未来に夢を見出してゆく―。広告代理店コピーライター出身で脚本家でもある著者が、大人になることに希望をもてない若い世代に向けて書いた青春“お仕事小説”。元気と勇気とアイデアが湧いてくる一冊!
著者等紹介
今井雅子[イマイマサコ]
広告代理店マッキャンエリクソンにてコピーライター勤務の傍ら脚本コンクールで「雪だるまの詩」が入選し、デビュー。同作品で第26回放送文化基金賞ラジオ部門本賞を受賞。2005年7月より脚本家専業に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カモミール
20
とても面白かったです!働くってこうなんだー、、、みたいな想像が広がりました。早く働いてみたいです!2017/02/07
ちびめろ
12
この本を読めば何となく広告業界のことがわかる一冊。何気なく専門用語に解説も登場人物の言葉で入っています。女子高生たちのアイデアによってプロジェクトが成功に導かれるまで話も小気味よく書かれています。ちょっと薄っぺらかなとも思えますが、適当な軽さで読みやすい本でした。2017/01/17
oz
11
広告代理店を舞台に高校生が活躍する内容だけど、大人でも十分に楽しめる。自分の学生時代を振り返りつつも、今の自分の仕事の進め方を再認識。業界は違っても仕事でヒントになる要素がちりばめられていて、大変参考になる。お仕事小説が好きな人にはオススメできる。2017/01/18
yamakujira
9
商品コピーのコンテストに応募した3人の女子高生が、広告代理店の高校生ブレーンとして活躍する。社員の指導のもとブレーン・ストーミングを体験して、飲料の消費者キャンペーン企画とか、ファストフードチェンの立て直しとか、菓子の新発売プロモーションとか、次々と大人を唸らせる。あまりにも順調でリアリティーに欠けるけれど、マーケティングのハウツー本じゃないんだから当たり前、摩湖たちが大人の世界に触れて成長する物語は、明るくて元気になれていいね。かつてコカコーラが高校生に作らせた商品は売れたんだっけ。 (★★★☆☆) 2017/06/15
あい
9
時間が無い中で時々出来る暇つぶし用に、薄くて読みやすそうな本を探していました。 帯に書かれた、「小説の姿をした実用書。大変参考になった。」という、37歳男性のコメントを見て、「大人でも読めるんだー」と購入。 うーん、自分と業種が全く違うからか、あまり頭に入って来ず、心に響かず(~_~;) 高校生の頃に読めていたら、仕事への憧れ等がアップしたりしていたかも?2017/05/22
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