内容説明
夏休みのあいだ、母親の実家のある小さな島で過ごすことになった「なこ」は、海のある生活や「かい」とともにいる時間の中で、これまでにない出会いをたくさん経験します。―少女のひと夏の成長物語。第6回えほん大賞ストーリー部門大賞受賞作品。
著者等紹介
ささきけいこ[ササキケイコ]
1932年、東京神田生まれ。2014年、文芸社出版文化振興基金事務局が主催する「第6回えほん大賞」のストーリー部門で『なこの夏』が大賞を受賞する
江頭路子[エガシラミチコ]
イラストレーター、絵本作家。1978年、福岡生まれ。MJイラストレーションズ(峰岸塾)8期卒業。山田博之イラストレーション講座4期卒業。イラストレーターズ通信会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
退院した雨巫女。
9
《本屋》なこのひと夏の出来事に、引き込まれてしまいました。2017/07/16
とりじまカラス
3
主人公であるなこのキャラクターが爽やかな作品です。 なこが島にやってきたことで、今までふさぎこんでいた人たちの時が、再び動き出します。 最後に語られる主人公の来年へのささやかな決意、その行方もちょっと見てみたくなりました。2019/01/29
ヒラP@ehon.gohon
3
ひなこの夏の出来事が、28ページの絵本の中に凝縮されて、 きらめいています。 母親の出産の間、伊豆の小島にすむ母親の実家に預けられたひ なこが、少年かいと出会い、様々な体験をします。 江頭さんのさわやかな絵の中に潮の香りが包み込まれていま す。 ひと夏の体験だから良いのでしょう。 夏休み前の読み聞かせにぴったりです。2015/03/06
優
2
小3の「なこ」(本名:ひなこ)が、夏休みの間、母の故郷である伊豆にある小さな島で過ごすお話。ひとつ年上の、男の子「かい」を始めに、様々な人との出会いを果たす。第6回えほん大賞 ストーリー部門 大賞受賞作品。海のある田舎の雰囲気が良かった。2015/01/26
白い雲。。
1
第6回えほん大賞ストーリー部門大賞。事が上手く運びすぎるけど、夏休みの話としては爽やかで気持ちがいい。絵本というより児童書。読み聞かせには長すぎ。2022/02/02
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