土方歳三の小姓 - 降りながら消ゆる雪

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土方歳三の小姓 - 降りながら消ゆる雪

  • 土方洋
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 文芸社(2014/12発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 327p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784286157283
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポチ

58
15才で箱館の病院で死んだ玉置良蔵の目から見た土方歳三。自分を認めてもらいたいがために新選組に入り、いつしか土方と同じ地で死にたいと思うまでになる。何も出来ない歯がゆさと無力感のなか、たった一度だけ土方を助けたことを誇りに死を待つ健気さ。怒りと哀しみとやり切れなさで終わるラストが辛い。2017/05/22

Die-Go

50
新選組の最年少死隊士として知られる玉置良蔵の目を通して土方歳三の半生を追う。舞台は鳥羽伏見の戦いから始まり、箱館戦争で幕を閉じる。結核を患う玉置にとっての土方歳三は、肉親以上の存在である。その土方との短くも儚い歩みは読むものの涙を誘う。副題の「降りながら消ゆる雪」とは言い得て妙なり。★★★☆☆2017/06/10

り こ む ん

31
限りある命をどう使うか?労咳と宣告された少年の短い命の物語。漠然と死に恐怖し、死に際を思い。武士として美しい死を願いながらも、どこかに生きようとしている自分に嫌悪する。こんなにも、幼い少年が生死に悩み、自分の死に際について考えるのか?と、散り際の美を重んじる時代ならでわの話。土方と小性の話は、いくつかあるけれど…いちばん悲しいかもしれないな…ちょっと、終わりが…銃を打ったところで終わってほしかったけれど…現実からしたら正しい終わりかたなのかも?そんな、綺麗に終わったはずないものな…2016/02/25

小雀✡ずーっと積読減強化月……

14
下総流山に住む玉置良蔵が、医師に労咳と診断され両親からも見捨てられ、新選組に入隊する所から物語は始まる。 何の気概があった訳でもなく、武士として徳川家の恩顧に報いたいとか強い意志がある訳でもない良蔵に前半はかなりイライラしました。それでも新選組隊士として敗戦色の濃い戦を土方の間近で経験するに連れ、成長し『己の死に方』を模索して行く姿は健気で、後半になり、怜悧で寡黙な畏怖するだけだった土方に恋慕にも似た心境を持ち始め、土方ファンとしては良蔵と一心同体な気持ちで胸キュン(笑) 野村や相馬も素晴らしい!  2015/07/18

そらち

5
最年少の小姓、玉置良蔵から見た土方歳三の話。戊辰戦争がメインで、京都時代のエピソードはほとんどありません。最初はこわくて敬遠していた土方に、徐々に惹かれて、親のように慕っていく良蔵の姿が印象的でした。戊辰戦争あたりでの土方さんがどれだけ隊士たちから慕われていたのかよくわかる。少年の目を通して見た土方さんは、熱く、激しく、大変魅力的な人物でした。2015/02/13

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