文芸社文庫<br> 我が足を信じて―極寒のシベリアを脱出、故国に生還した男の物語

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文芸社文庫
我が足を信じて―極寒のシベリアを脱出、故国に生還した男の物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 494p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784286142074
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

内容説明

ドイツ人将校ファレルに25年間の重労働刑が下された。元ドイツ兵たちは貨車に詰め込まれシベリアへ。停車駅ごとに亡くなった仲間の死体を降ろし、たどり着いたソビエト領土最東端デジニョフ岬。鉛鉱山の労働は中毒を引き起こし死に至る。ファレルは逃亡を決意した。2001年制作の映画「9000マイルの約束」の原作。

著者等紹介

バウアー,ヨーゼフ・マルティン[バウアー,ヨーゼフマルティン] [Bauer,Josef Martin]
1901年‐1970年。ドイツ生まれの作家。小説、短編、ラジオ脚本などで数多くの受賞作がある

平野純一[ヒラノジュンイチ]
福岡県出身。鉄道会社勤務の後、電機会社勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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20
うちの伯父が90歳越えていまだに元気なんだけど、シベリア帰りというある意味レジェンドなものでドイツ人も同じ目にあったのかと本屋で平積みされていた本書を購入しました。 捕虜を使い捨てにするソ連のやり方は想像通りといえばその通りだが、収容所を脱走したところでよく生きて祖国へ帰ることが出来たなと読み応え充分な内容です。 帯に書いてあるように最後は泣いてしまうほどではなかったですが、事実とは思えないほどのドラマティックさに最後まで面白く読めました。 ちょっと最後は駆け足になっちゃうのが残念だったけどね。2015/08/03

やまはるか

15
ドイツ軍将校が囚人とて送られたシベリア最東端デジニョフ岬の鉛鉱山を脱走、3年以上かかってシベリアを横断してミュンヘンに辿り着くまでの実話に基づく物語。「9000マイルの約束」として映画化されている。英訳からの翻訳で訳者はプロフィールに鉄道会社勤務とある。極寒の物語を風呂に持ち込んでぬくぬくと読んだ。冷凍庫と化した貨車によるシベリヤ移送、鉛中毒が忍び寄る鉱山労働、極寒の逃避行、ホロコーストの記憶も生々しいユダヤ人にドイツ人と知った上で一度ならず助けられる。広大な大地との関りより人との関りが多く語られている。2021/12/30

さとむ

12
真実の物語なんだけど、読み終わった今もなお、とても真実とは信じがたい。シベリアから西へ西へ。しかも、極寒の中。本作は『9000マイルの約束』として映画化もされているそうだ。早速、DVDをチェックしてみよう。2014/04/06

yamakujira

8
シベリアでの強制労働から単身で逃亡したドイツ兵、祖国に生還した逃避行を事実に沿って小説化した物語。事実は小説より奇なり、この手の話はおもしろいなぁ。生死の境をさまよう緊迫感と、運命を切り開く精神力が圧倒的な迫力だね。前半は過酷な自然との闘いで、後半は出会った人々との駆け引きで、人の情けが身にしみる。ただ、読み進めるにつれて順調すぎるような物足りなさを感じてしまう。それが生還した要素なのはわかるけれど。ひとりの生還者の裏にどれほどの犠牲者がいるのだろう。「脱出記」も文庫化されないかなぁ。 (★★★☆☆)2015/04/08

つちのこ

7
前半は収容所の脱出、後半は徒歩でのシベリア横断という、手に汗握るドラマチックな冒険譚である。しかもこれがノンフィクションであるということが半端ではない。収容されていた鉛鉱山の重労働は、鉛中毒で仲間が次々に死んでいく描写は想像を絶する。命を懸けた逃亡は最後の最後まで分からないという、一気読みに値する作品だった。(2015.11記)2015/11/20

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