内容説明
閉塞感なんて笑いで吹き飛ばせ!マジメに地球滅亡を語る本から、終末後の世界を描いた脱力映画やコミックまで、厳選したトンデモ作品がてんこ盛り。世界は滅亡を描いたトンデモ作品に満ちている。
目次
第1章 トンデモ終末予言の世界―「えっ、あの人も?」有名人編(ノストラダムスは原発事故を予言していた!?『秘伝ノストラダムス・コード』(竹本忠雄)
ミラクルはミロクから生まれた!?『未来仏ミロクの指は何をさしているか―2012年・25年・39年の秘予言』(五島勉) ほか)
第2章 トンデモ終末予言の世界―その他、個性的な方々が続々と…編(早すぎた賞味期限『的中王・海龍のとてつもない予言』(海龍)
各分野の専門家や当事者が地球の破滅要因をこれでもか、というくらいに語った特集 特集『破滅学入門』(特集構成・野坂昭如) ほか)
第3章 トンデモ終末後の世界―コミックス編(ガキ大将は予言を信じるか?『大ぼら一代』全11巻(本宮ひろ志)
キリストvs108人の英雄たち!『60億のシラミ』全5巻(飯森広一) ほか)
第4章 トンデモ終末後の世界―映画・ゲーム編(『原子怪獣と裸女』とトンデモ人類絶滅映画『原子怪獣と裸女』(監督=ロジャー・コーマン)
『原爆下のアメリカ』とトンデモ核戦争映画『原爆下のアメリカ』(監督=アルフレッド・E・グリーン) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゴロチビ
3
オウムのとこだけ読みました。面白かったです。と言うより、馬鹿馬鹿しかった。こんなのに多くの賢い若者達が迷わされてしまったと思うと、犠牲になった方々や家族は本当に泣くに泣けないと思う。その他の頁も読んでみようとしたのだが、オウム以上に余りにも馬鹿馬鹿しくて止めました。馬鹿馬鹿しさを味わう為に読むのはアリだと思うが、年寄りには時間が無い。これ読む時間を他の本を読む時間に充てたい。2019/06/14
みのにゃー
2
私なら信じてしまうような本(終末論など)に、つっこみ入れまくりの前半。後半はハルマゲドン的な内容の漫画や映画などの紹介。2016/08/15
shamrock
2
単なるデバンキングにとどまらずに笑わせてくれるのがと学会。今回は佳作だった。滅亡・終末ネタが満載で、好きなタイプのネタ。予言業界、頑張ってるねえ(笑)2014/01/09
ほしけも
2
笑いの大原則として、「ネタをしゃべる時やギャグを言った時自分で笑わない」っていうのがありますが、ここで紹介されてる清少納言の大予言はそれを地で行ってる感じですね。ノストラダムスの大予言のパロディなんだけど、本当に信じてる風に書いているという。こうでなくてはいけません。「これはギャグですよ〜」と予防線張ってちゃいけない。でも笑わせるんじゃなく、笑いものになるのって怖いよなあ。2013/03/08
ぷくらむくら
1
巻末の会長のコトバに同感。終末は突然ではなく、地味にやってくる。2013/05/28