内容説明
人の“死”を考えるとき―それは遺された者たちが“生き方”を考えるとき。僧侶として、そして一人の人間として愛しい人との別れに立ち会ってきた著者だから語れる「悲しみ」「苦しみ」から「生きる」への道程。
目次
第1章 戦争では平和になれない
第2章 突然の別れ
第3章 よき理解者
第4章 父が逝き、母も逝き
第5章 栄枯盛衰は世の習い
第6章 尊敬する老僧
第7章 五年と一ヶ月と一週間
第8章 幸せとは
第9章 花見宴のあと
著者等紹介
森田良恒[モリタヨシツネ]
昭和26年、和歌山県紀の川市に生まれる。高野山大学卒業。紀の川市の公民館主事・館長、同和教育指導員、社会教育指導員、民生委員・主任児童委員、智辯学園和歌山高校講師歴任。平成元年、和歌山県難病団体連絡協議会設立、平成19年まで会長歴任。平成15年、NPO法人難病患者障害者相談支援センターNSC設立。現在、高野山真言宗不動寺住職、和歌山県難病団体連絡協議会顧問、NSC理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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