内容説明
最弱小勢力ながらなぜ一国を持ちえたか!?理に適った歴史としての三国志。昭烈帝・劉備玄徳の実像に迫る!!お馴染み「三国志」を新たな切り口で描く。
著者等紹介
三浦伸昭[ミウラノブアキ]
1968年生まれ。中央大学卒。公認会計士の仕事のかたわら、執筆にいそしむ。日本であまり知られていない世界史の発掘に情熱を傾けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しゅんぉぅ
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三国志の英雄達は聖人君子ではなく、迷い苦しみ後悔し増長し、運が良かったものが生き残ることが出来たのだ。それぞれの思惑を利害関係の元に解説されているので、儒教前提の美しき理想以外の心理描写は演義を読むよりも腑に落ちる。解説書の様な分かりやすさは非常にオススメです。2012/10/23
宙乃(そらの)
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もう一押し。アトガキにて劉備とは「自らの意思で侠客の道を選び、侠客の魂を持つ政治家で在り続けた人物」と考えるとある。ひとつの理想の政治家であり、創国者であり、統治者となった劉備玄徳像が、史実、時代背景、生い立ちと変遷、人間関係から導いた行動理念、確かな輪郭を持った実像として描ける作品です。2011/02/08
宙乃(そらの)
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私の心の劉備玄徳像を確定した本です。実像に一番近いとも思っています。読み易くて解り易くて納得し易いので是非三国志ファンにこそ薦めたい1冊です。2011/02/04
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