内容説明
古代エジプト、書記として仕事をするメリ・ジェフティイ。身重の妻と口論の末に出かけた彼はその日、川で鰐に腕を噛まれる事故に遭う。気がつくと片腕を失くし、しかも自分の声は他人に届いていない。ひょっとして、ぼくは死んだのか?現世に未練を残した彼は、現れた神々に懇願するのだが…。不慮の事故でこの世を去った書記、メリ・ジェフティイ。生前にやり残したことがある彼は、神様たちに一時の猶予を申し出て…。古代エジプトを舞台に、一人の男の死にまつわる顛末をユーモラスに描く小説。
著者等紹介
荒井通子[アライミチコ]
1949年生まれ。東京都出身、在住。慶応義塾大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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