内容説明
学校の音楽室で怖い顔をしていたベートーヴェン。恋に破れ、家族と別れ、やがて突然襲う耳の病…。気持ちが伝わる偉人伝。
目次
第１章 母なる川ライン（屋根裏部屋での誕生；愛につつまれて ほか）
第２章 自分で歩む道（恩師ネーフェとの出会い；激しさと愛 ほか）
第３章 旅立ち（モーツァルトとの出会い；神に召される母 ほか）
第４章 心はゆれながら（兄ベートーヴェンの心；かなわぬプロポーズ ほか）
第５章 神への祈り（遺書；母の面影 ほか）
結びのことば 二つの「第九」と人間ベートーヴェンの音楽
著者等紹介
葛西英昭［カサイヒデアキ］
１９３３年北海道夕張市生まれ。弘前高等学校および東京学芸大学卒業。青森および東京の公立学校、東京学芸大学附属大泉小学校勤務。上智大学、東京学芸大学、大阪芸術大学でも講師を務める。その後、福岡教育大学、兵庫教育大学、茨城大学など国立大学大学院勤務。文部省より指導要領作成委員の委嘱を受ける。現在、水戸常陽芸文学苑講師、ＮＨＫ文化センター、茨城県国民教育研究所研究協力。栃木県那須町在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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hachi921
3
レクチャーの参考として。 時々間違い(「リサイタル」とかね)があるものの、優しい語り口で基本的なところからマニアックなところまで攻めている。 ただし、後期と最晩年の記述が少ないのは△。 弦楽四重奏もほとんど触れてないしね。 祖父の部分は創作だろうか。思い入れがあっただろうということはよく言われているが、本書にあるような話は聞いたことがない。 伝記もののファーストチョイスとしておすすめできるかもしれない。2020/03/29
