内容説明
「昭和の乃木」初の人物評伝。山下奉文、今村均、本間雅晴に劣らぬ戦績を上げながら、不毛のインド進攻作戦に反対して退任―その知られざる全貌を描く。
目次
隠れた名将・飯田祥二郎―序にかえて
勝利の絶頂―昭南の軍司令官会議
父・飯田俊助―日露戦争奉天会戦の活躍 乃木希典との交友
飯田祥二郎・その生い立ち
飯田の履歴―陸軍長州閥の凋落と重ねて
奈落への一歩―南部仏印進駐
見えざる勝利―タイ国への平和進駐と同盟国化
ビルマへの進攻―ラングーンまで・北部への進撃
ビルマ独立への動き―アウンサンとバー・モウ
ビルマの落陽―第一次アキャブ戦・最後の勝利
その後のビルマ―二人の方面軍司令官
その後の飯田―中部軍、三十軍司令官―結びにかえて
著者等紹介
未里周平[ミサトシュウヘイ]
本名、三田陽(みたよう)。昭和10年(1935年)1月、大連市生まれ。山口県出身。現在、大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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