感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kokada_jnet
72
12年ぶりの再読。刊行時にすぐ読んで、読書メーターに感想も書いたのだが、内容をほとんど、忘れていた。山本直樹との対談で、「吾妻:つげ(義春)さんの作品、映画にしてもなかなかいいのが出来ないんだよね」「山本:竹中直人の『無能の人』は面白かったけど」とある。二人とも、石井輝男監督による映画化作品に不満があるのか…。私は原作も好きだし、石井監督の映画も好きだけどね。これは不思議だ。『失踪日記』の映画化企画の話もあり、山本が「松尾スズキ=吾妻役、脚本=宮藤官九郎」と提案。この映画化、今からでもやって欲しいものだ。2023/06/07
oldman獺祭魚翁
32
ジュンク堂で偶然見かけこれは!というので買った本。結果は大正解。フルカラーの描き下ろしから、本人のロングインタビュー(笑顔の写真が珍しい)そして物凄い顔触れの特別寄稿者。2011年の発行だから吾妻は嬉しかったんじゃ無いだろうか?有名な「池猫」以外にも貴重な作品が並んでいる。 吾妻ファンなら手元に置きたい一冊だ。チョッと長めの書評はこちら⇒https://www.honzuki.jp/book/188072/review/237103/2019/11/23
ホークス
30
2011年刊のムック。吾妻ひでお楽しいなぁ。裏表紙がヌードで(エロくはない)、自宅じゃ読みにくいのが難点。「かわいいエロ」の話がインタビューで読めて嬉しい。吾妻マンガの根幹の一つだ。もう一つはSFテイスト。吾妻ファンの漫画家諸氏による寄稿漫画が良い。とり・みき氏は吾妻作品そっくりのを描いてたと告白してる。山本直樹氏との対談は、二人とも年取って落ち着いてる様で、意外とギリギリな感じが良かった。吾妻氏は少年誌でもシュールでエロな作品を描いていた。食堂の古雑誌に不条理な奴が載っていたりもした。いつまでもお元気で2019/01/14
斑入り山吹
8
夫があじまファンで本はうちにだいたいある。わたしもSFを読んでいたので『銀河放浪』など大好き。というわけで、夫が買ってきたこのムック本を読んだ。あじまがどのようにすごいのかどのように特異なのか功績は?そういうことを考えるのはしんどいし、他の人がいっぱいやっているので敢えて思考は進めない。『陽はまた昇る』がとっても面白かった。あじまさん、心身を壊さず長生きしてください。でも、やっぱギャグとSFは読みたいです。2011/05/13
おーしつ
7
再録も多いようですが、私は初めて読むものが多かったのでそこは問題なし。スタンスのブレの無さ。2011/07/01
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- 和書
- 物語ること、生きること