三歳児を目覚めさせた長崎原爆

三歳児を目覚めさせた長崎原爆

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  • サイズ B6判/ページ数 146p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784286052069
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

著者の戦後六十年は原爆被爆から始まった。朝も春も必ず来ると信じて今日まで耐えてきた。その朝を、春を自分のものにするには、自らが「目覚める」しかなかった。命に怯え、命の素晴らしさに出会い、命に感謝する日々。「命とは何か」を考え、被爆児であり、水族館長であった著者ならではの熱い視点から語る。

目次

第1章 原爆被爆(「あの日」をきっかけにして;父の出征と戦死 ほか)
第2章 水族館ものがたり(夜の水族館探検;水族館の人類学 ほか)
第3章 不思議なイルカ(イルカに学ぶ(イルカの会話;イルカの秘密;イルカと人間))
第4章 素晴らしい命の教育のために(デビュー編;リラックス編 ほか)
第5章 生き物に学ぶ賢い年の取り方(あとがき;私の生い立ちは「命」に始まる ほか)

著者等紹介

川原征一郎[カワハラセイイチロウ]
1941(昭和16)年、長崎県に生まれる。1964(昭和39)年、長崎大学水産学部(海洋学専攻)卒業。同年、高島真珠(株)に就職。その後、探海工業(株)で海底ボーリング船で海底地質調査を経て、1973(昭和48)年から1998(平成10)年まで天草海底自然水族館で館長を務める。現在、「折り紙おじさん」として、子どもからお年寄りまでを対象に、移動折り紙教室で、命の教育を目指している。熊本県天草市に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。