内容説明
浮薄な社会と組織の人間関係に疲れ、無気力な日々を送る青年。両親の離婚が原因で不登校になり、寄宿舎に預けられた11歳の少女。人間の根元的な孤独が共通項のふたりは、カウンセリングの待合室で出会う。純真な少女と孤独な青年の魂のふれあいを描く、切なくも、さわやかな純愛小説。
著者等紹介
小宮裕二[コミヤユウジ]
大阪府高石市生まれ、在住。工科系の大学を卒業後、コンピュータ関係の仕事に就く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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