内容説明
写経ではなく、写文。ゴーゴリ『外套』の主人公アカーキイになぞらえて定年後の自由時間は感銘した一節を書き写すことから始まった。我流の飛礫文字、それも個性。それもまた、「書くことの無上のよろこび」なのだと気がついた。
目次
第1章 筆写の時間(心に残った文章の筆写;『彼方の日』自筆による自費出版;『顔・美の巡礼・柿沼和夫の肖像写真』全文筆写;やり直しも苦にせず;好きな短編小説の巻物作成)
第2章 見聞の時間(パステル画入門;森田美術館のこと;市美術展へ出品)
第3章 記録の時間(日記を書く;家計簿は付けず)
著者等紹介
市川清[イチカワキヨシ]
昭和13年8月埼玉県生まれ、同県在住。昭和32年3月埼玉県立羽生実業高校商業科卒業。俳誌「新樹」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



