内容説明
東京大学教養学部の合格者発表を見た瞬間、“これは何かの間違いでは”と感じたのが、正直な自分の心境である。―エリートの資格「東京卒」を誇示することなく、自分自身を打ち出して生き抜いてきた異色の興味深い自伝エッセイ。
目次
生国はお江戸浅草
貸本屋に日参した小学生時代
学徒動員下の中学生時代
竹の子生活から東大合格まで
東大に合格はしたものの
東大出のサラリーマン生活
「東大出」は看板にあらず
「江戸っ子」気質が頭をもたげる
著者等紹介
遠山栄一［トオヤマエイイチ］
昭和５年１月５日、東京に生まれる。神奈川県在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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