内容説明
自閉症(アスペルガー症候群)の娘と苦悩の育児…心身ともに疲れ果てていた体に取り憑いた病の名は線維筋痛症。互いに支え合う子どもたちとの強い絆で結ばれた家族愛を涙とともに綴った渾身の作。
目次
第1章 天使たちとの出逢い(一割の幸福;朝顔の芽ぶく頃―現在の私たち;月 ほか)
第2章 三人でつくった砂山(子どもたちにとっての父親との別れ;子どもたちとの十年;母子家庭、最初の試練 ほか)
第3章 線維筋痛症との闘い(発病…;きっとすぐ治ると信じて;長男・悠介の巣立ち ほか)
著者等紹介
旭香[アサヒカオリ]
1963年生まれ。愛媛県出身。高校卒業後、美容専門学校へ進学し、美容師となる。自閉症(アスペルガー症候群)である長女との生活を続けるさなか、2002年ごろより体の不調を感じはじめ、2004年12月に発病。原因不明の痛みを全身に伴う「線維筋痛症」と診断される。その後、闘病しながら未だ認知度が低く難病として指定されていない完治が難しい病と障害児への理解を求める活動を執筆等で渾身的に続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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