内容説明
満州に激動と建設のあとを探る―20世紀前半の満州(中国東北部)の地にひるがえった9本の国旗。舞台から去った歴史上の敗者たちが残した正の遺産をたずねる。
目次
1 序にかえて
2 大清帝国の栄光―満州族の衰退
3 帝政ロシアの進出―革命による帝国の瓦解
4 張父子政権の盛衰―風雲児張作霖と貴公子張学良
5 日本人の残した足跡(満鉄と満州帝国)―大日本帝国の崩壊
6 国民党の進出と敗北―全大陸の喪失
7 結びにかえて
著者等紹介
未里周平[ミサトシュウヘイ]
昭和10年(1935年)1月、大連市生まれ。山口県出身。現在、大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。