内容説明
セクシーパブに勤める１８歳の麻理は、生後間もない頃から児童養護施設で育った。孤独な日々を送ってきた彼女は、ひょんなことから、ホームレスの人たちとの交流を通して、忘れかけていた人間の温もりに触れる。そんなある日、ホームレス仲間の一人が、残忍な手口で何者かに殺害される。麻理たちは、犯人捜しに立ち上がったのだが…。世の片隅で生きる人たちの交流と、人間の孤独、温もり、非情さを描く、サスペンス小説。
著者等紹介
速藤智彦［ハヤトウトモヒコ］
１９５５年生まれ。東京都出身。日本デザイナー学院レタリング科卒業。埼玉県在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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