内容説明
親の愛や学校、そして競争社会などからはじき出され、問題行動や事件を起こしてしまう子どもたち。その子どもたちに、ただ単に「非行」とか「問題児」というレッテルを貼り、排除することがよいのだろうか。保護司としてそのような子どもたちに接してきた著者が、その現状と問題点、そして、その解決のために何が必要かをつづる。
目次
1 お母さん、死ぬって、むずかしいんだね
2 コンビニのおにぎり
3 「ありがとう」って、言ってくれる人がいる!
4 友だちの輪に入れなくて、不登校になって…
5 「いい子」をやるのも、けっこう大変なんだよ
6 一人でもいい、わかってくれる人がいたら
7 自分の子どもを、ロボットにしてしまっていた
8 私の育て方の何が悪かったの?それでも、ヒロキは私の子どもです
親の思い、子どもの思い
いじめについて
著者等紹介
関根トミ子[セキネトミコ]
1946年生まれ。宮崎県出身。大学卒業後3年間教員生活。結婚後、自営業に携わりながら4人の子育てをする。現在、保護司、子育てアドバイザー、人権教育アドバイザー。埼玉県川越市在住。第53回コスモス文学新人賞(1995年5月)の長編小説部門奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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