内容説明
『万葉集』が伝える歌の数々は、読むたびに新しい印象を与える。ときに素朴、ときに祈り。惜別と情愛が交差し、端正と諧謔が競い合う。万葉の世界、それは歌々が放つ風と色と香りの調和。
目次
第1章 あきつしま(巻一巻頭歌群(一~六番歌について)
巻頭歌群の表現と枕詞 ほか)
第2章 あかねさす―二〇、二一番歌(金の仮いほ(七番歌)
比良の宮行幸(七番歌の作歌事情) ほか)
第3章 ささなみの―天智天皇挽歌群の周辺(額田王「近江国下向歌」;記紀葬歌と「近江国下向歌」 ほか)
第4章 あゆちの水―二五番歌の周辺(吉野;年魚道 ほか)
第5章 あさびらき(大宰府;讃酒歌の主題 ほか)
著者等紹介
鈴木茂夫[スズキシゲオ]
1928年生まれ。埼玉県在住。仙台陸軍幼年学校、上野音楽学校専科(ピアノ・作曲科)、東京高等師範学校(文科二部)卒業。東京都公立中・高等学校、神田外語学院、日本文化大学(国文・文化学科専任講師)勤務。都演劇コンクール最優秀賞、都吹奏楽コンクール金賞受賞。スキー連盟役員、『日本スキー教程』編集実行委員。在職中、紀要等に論文発表多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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