三つの歌

三つの歌

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784286032993
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

私欲をもたずに死んだ人間たちへの深い想いを描く「仁科喜和子の微風との合唱」。特攻隊員に恋していた妻の秘密を知り、改めて妻への愛を再認識する「五代満と声なき歌」。死者との対話を通じて生と死の意味を見つめた「真淵昌伍の『帰りゃんせ』」。創作を通じて生きることの意味を問いかける三人の男女の三つの物語。

著者等紹介

仁科美紀[ニシナミキ]
本名・神保喜音子。昭和2年東京の本郷区に生まれる。桜蔭高女卒業。専門学校1年中退。昭和35年処女作『針の館』(長篇サスペンスの恋愛小説)を光文社カッパノベルス版で出版。当時のペンネームは仁科東子。その後、同小説のテレビ化「渦紋」のシナリオを書き、大阪の朝日放送で放映。昭和54年18年をかけた1500枚の長篇小説『青春高原』を白玉書房より自費で出版。この時、ペンネームは仁科美紀と変える。その後、シナリオや小説の勉強をし直して、横浜朝日カルチャーセンターの「小説久保田教室」に在籍したこともある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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