出版社内容情報
自身B型であり、B型ゆえの自分の特徴を分析した著者は、B型人間を理解するためのマニュアルを書き上げた。行動パターンや他人とのつき合い方など数々の項目が、“基本操作"や“外部接続"といった機械のマニュアルのように分類され、当てはまる箇所にチェックマークを入れるようになっている。読めば読むほど「こんなとこ、あるある」と共感してしまう。B型の人はもちろん、それ以外の人にも楽しめる、新感覚のユニークな一冊。
目次
1 本書の使い方
2 基本操作―自分/行動
3 外部接続―他人
4 色々な設定―傾向/趣味/特技
5 プログラム―仕事/勉強/恋愛
6 トラブル・故障した時は―自己崩壊
7 メモリー・その他―記憶/日常
8 その他シミュレーション―その時B型なら
9 計算の仕方―B型度チェック
著者等紹介
Jamais Jamais[JAMAIS JAMAIS]
東京都に生まれる。大学の工学部をリタイア後、美大の造形学科でリスタートを切る。現在は建築設計を生業としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のっち♬
146
性格診断で真っ先に注目される非合理の体現者B型。協調性より我が出てしまう「自分ワールド全開」は迷惑がられる反面、価値観主義に傾倒した現代意識の先端だ。歯止めをかけるのは常識ではなく納得。人生に真っ向勝負を挑むのに節度も値踏みも理屈も二の次だ。ある意味哲学的気質。自らの努力や感傷はひた隠しにし、過剰な議論を"ウダウダ言ってんじゃねー!"と一蹴し、一線を引きつつ厚情な対人関係を構築し、他人が踏み切れないことをやる。日本人的偏見の象徴たるB型差別、しかしそのいじらしい隠し味やとことん気質は前進の鍵を握っている。2022/12/04
lonesome
40
最初の方はYESばかりだったのに3章からほぼ当て嵌まる項目がなくて、これはどういう意図があるんだろうと何か裏があるのかと思いながら最後まで読んだ。一応のオチはあったけれど、これは自分の説明書とある通り自分が読んで楽しむものではないのかもしれない。誰か自分に興味を持ってくれた人に渡されて、項目にチェックを入れて返して「なるほど、そうなんだ」って思ってもらって初めて成立する本なんじゃないかとやっと趣旨に気づいたのでした。2014/04/08
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
28
父親の血液でもあった「O型」版を読んだ時は、当てはまっているのかどうか今ひとつ分からなかったけど、これが自分の血液型ともなると意外と当たっているなぁと思えるところが不思議。それはタイトルに「自分の」とあるように、客観的な視点からというよりも、B型さんの視点から描いたものだからかもしれませんね。★★★2012/03/30
魚京童!
27
誰も読まないような「不思議な本」を一冊は持ってる。2014/02/25
北野
24
読んでるとき、ずっと「そうそう!」って、思って笑ってました(笑)「よく、分かってらっしゃる!!」私が、平均的なB型だから、そう思ったのか?!(笑) とっても、面白くて、共感?できました(笑)興味で、他の血液型のも読んでみようかな♪2014/12/13