内容説明
「わたしは、世界旅行で、多くの人たちと、語り合いたいわ」と、美咲。「おれは、国際文通で、世界中の切手を、集めるんだ」と、勝彦。夢は、大きくふくらんで、羽ばたいた。エスペラント語を通して、争いのない、平和な世の中と、温かい心の交流の大事さに気付く子供たちの、友情を描いた、小学校高学年以上向きの、少年少女小説。
著者等紹介
立花広紀[タチバナヒロキ]
1940年大分県生まれ。エスペラントで十数か国と国際文通の経験を持つ。日本音楽アカデミー会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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三丁目の書生
2
これはなかなか、ご都合展開と言いますか、予定調和と言いますか、少々微妙な感想です。 物語としては微妙なのですが、学習書の例文としてはいいかもしれません。 本書を物語として出すのではなく、物語を読みながらエスペラントの基本的な文法や作文が学べるといった学習書として出していればと。 もちろんこれは、読者がほとんどいないブログを書き続けている泡沫ブロガーである私の個人的意見です。 https://diletanto.hateblo.jp/entry/2023/05/15/205304 2023/05/16