内容説明
石舟斎は、剣術の達人でありながら算術にくわしく、料理の腕も抜群である。食い物にうるさく算術にも興味をもつ殿様に仕えている。もちろん柳生石舟斎宗厳とは別人である。紀ノ国屋文衛門という商人が、めずらしい食い物を持って城にやってくる。そのたびに旅の武芸者が現れて挑戦されるが、剣術の立ち合いが料理の腕くらべとなり、算術の試合となって展開する。
著者等紹介
河原功彦[カワハラカツヒコ]
1934年東京生まれ。早稲田大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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