内容説明
戦火と献身と別離を生きた女性の記録。
目次
結婚まで（銃後の乙女；地獄の炎から逃れて；終戦、召集解除 ほか）
夫と妻（新しい家での生活；過去の影；心の動きというもの ほか）
母と子、そして家（強い女となって；笑い声；長男の中学受験 ほか）
著者等紹介
田中英子［タナカエイコ］
昭和元年、秋田県生まれ。秋田県立湯沢高等女学校卒業後、秋田赤十字病院付属甲種救護看護婦学校にて看護婦免許証取得。幹部候補生として上京。戦後、霞ヶ浦海軍病院、国立世田谷病院と二回の召集を受け、後に召集解除となる。国立東京第二病院、日本赤十字病院に勤務。定年退職後、東京武蔵野病院に七年間勤務。昭和１７年、全日本書道教育協会より最優秀特選賞を受賞。川越市公報に、短歌部門にて七回選出、掲載される（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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