内容説明
キリスト教の中心は、イエスさまが人間の代わりに死なれたことである。しかし、それ以前に、イエスさまが私たち人間の代わりに生きられたことに心を向けなくては、昨今のいじめや虐待などの現実問題は、永久に解決されないのではないだろうか…。自らの体験と深い理解に基づき、キリスト教を通じて魂の解放へ導く。
目次
第1章 心の圧迫からの解放―小さい時に受けたトラウマからの解放(不思議な体験;小学校二年生の時の出来事 ほか)
第2章 魂の圧迫からの解放(その一)―私の体験に基づいた聖書解説(最も強力に私を圧するもの;神さまとの対決 ほか)
第3章 魂の圧迫からの解放(その二)―キリストの十字架の死と復活を、「負けて勝つ神」と捉える聖書的根拠(イエスさまが私に代わって、死んでくださった;新約聖書の中のイエスさまの姿を旧約聖書との関連で見る ほか)
第4章 負けて勝つ神と私たち(負けて勝つ神に出会った私たちは、どのようであったらよいのか;神への敵意は万人が抱いているので、そこからの解放は神のサプライズ ほか)
著者等紹介
野口泰介[ノグチタイスケ]
1936年(昭和11)福岡県北九州市生まれ。熊本大学教育学部心理学科、日本ルーテル神学校(現ルーテル学院大学)卒。1963年から、日本福音ルーテル教会牧師として、6つの教会の牧師を歴任。また3つの幼稚園の園長を歴任。1973年~1980年、牧会のかたわら、九州大学医学部心療内科臨床心理部門の研究員として、臨床心理の現場に従事。現在、教育カウンセラー、心理カウンセラーとして、臨床心理の現場に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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