感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
45
おそらく瓜生島伝説から作ったと思われるのが、赤塚不二夫の『おそ松くん』にある、「オトギ話のデベソ島」。神さまの石像の目が赤くなったとき島が沈むという話に、ノアの箱船のパロディをからませた作品。本書のラスト近くの章から想起。奇説・珍説を主張するには、定説以上に強力な証拠が必要だが、残念ながらそんな例はほとんどなく、よくこれで世間に知られたものだと……その方が不思議。とはいえトンデモ説がおもしろいのも事実。2018/11/13
hyena_no_papa
5
この本は、外出自粛が呼びかけられている中、手に取るには最適の書かも。日々、膨大な情報の洪水の中でものを見る・考える座標を見失っている人にとって〝我に帰る〟道を照らしてくれそう。「古田氏は九州王朝説というドグマを構築し、それに縛られることで自らの方法の可能性を封じてしまった、とみなすこともできよう。」の件は完璧に古田氏の限界を総括。この本で解き明かされているようなことが本当の〝教養〟なんじゃないかと。原田氏の挙げる参考文献の数と内容に驚くしか。肩書だけの名誉教授の書いた一部の〝古代史の本〟より遥かに有意義。2021/04/29
半兵衛
4
墨俣一夜城、遮光器土偶=宇宙人、徐福、義経=チンギス・ハン、フルベッキ写真、光秀=天海、芭蕉=忍者、その他諸々の説 全部バッサリ! 参考文献が多く記載されているので幅が広がりそう。2011/04/23
ryu
4
メジャーなものからマイナーまで、巷に氾濫している日本史上の奇説珍説を斬っている一冊。そういえば『東日流外三郡誌』ネタとか小学生のころほぼ信じてたもんなぁ…懐かしい。2010/12/19
SKH
3
日本史における奇説・珍説考察本。200X。2013/04/07
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