内容説明
慶応四年七月二十九日戊辰戦争二本松の戦いに出征した幼い少年兵たちがいた。だが、怒涛のように攻め来る西軍の前に少年たちの血の叫びが報われる事は無かった。それどころか彼らの義挙は「賊軍」とされ五十年もの間伏せられていたのだ。我が子を戦争で失った母たちは復讐を誓った。
著者等紹介
林洋海[ハヤシヒロミ]
1942年福岡県生まれ、久留米商業高校卒。トッパンアイデアセンターのAD、P&CのCDを経て、AGIOデザインプロジェクトを独立開業。日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)会員。福岡アジアデザイン交流協会会長。アジア景観デザイン学会会員。小郡ロータリークラブ会員。戊辰戦争・箱館戦争に活躍した郷土の英雄・衝峰隊隊長古屋佐久左衛門を知り、その足跡と幕末維新史を研究する中で、「郡上藩凌霜隊始末・見返り坂」「明治に君臨した徳川慶喜」など時代小説を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。