内容説明
ニュージーランドのモエラキにあるペンギン保護区で、自然体のペンギンたちと親密な関係を築きあげた女性が記した感動実話。1羽のいたずらなキンメペンギンの目を通して生き生きと語られる、灯台のあるペンギン保護病院での日々。
目次
灯台の下で
新しいお家
病院の仲間たち
全て名前からはじまる
プールサイドの悲劇
棒男
北への旅
南への旅
初めての休日 ティマルにいるケリー・ベリンダ
荒れ狂う海
お家に帰るまで
もう1つの約束
3年目の夏
心をこめて(アイ・ラブ・ユー)
永遠の友情
愛、香る
ペンギンと人間の友情
ハリウッド式
イースターの祝福
著者等紹介
ジョーンズ,ジャニス[ジョーンズ,ジャニス]
1981年から夫と共にニュージーランド南島のオアマルにあるモエラキ灯台の下で、イエローアイド・ペンギンの保護活動を行う。夫亡き後の現在もオアマルで活動を続けている
田村美香[タムラミカ]
1976年東京に生まれる。西町インターナショナルスクール、アメリカン・スクール・イン・ジャパン高等学校卒業後、アメリカ・カリフォルニア州・レツドランズ大学卒業。オレゴン州・ティーポーツで広報を勤めた後、日本へ帰国。日米教育委員会で教育アドバイザー・通訳。テレビマンユニオンでテレビ番組の制作・翻訳に携わる。その他サマーソニック・フェスティバル等イベント通訳・翻訳を務める。現在パリ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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でろり~ん
1
好い本でした。生き物同士のコミュニケーションは、実に様々で、色々な形をとるんですよねえ。自然な行動ではないという意見も当然あるでしょうけれど、無意味に殺すハンティングという行動を止めないのも人間だし、野生動物と害獣としてしか向き合えないことがあるのもしかたのないことなんでしょうけれど。言葉を通じてではないコミュニケーションというのは確実に存在していますね。こういう活動を続ける人たちも、重要なんだと思います。ペンギンが増えるとサカナが減っちゃうっていう人も居るは居るですがね。2018/08/15
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