内容説明
小学生の頃、花火遊びがもとで家を全焼させてしまった民子。尋常高等小学校を卒業すると八丈島を出て名古屋へ働きに出た。島を出てから70年、民子という名にこめられた父の願いを胸に激動の昭和を生き抜いた女性の一生を確かな時代考証でリアルに描いた作品。
著者等紹介
秋月白水[アキズキハクスイ]
本名、山中勉。神奈川県横須賀市出身。商業高校卒業後、鉄鋼業、不動産業を経て現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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