内容説明
句のイメージを絵に描き、またあらたに童話をつくることで、古典俳句から想像世界を創作する試み、児童文学の原点を求めて、昔話や季節感を手がかりとした幼児教育への冒険の旅の企て。児童文学と古典文学をもとに幼児教育の新展開をめざす論考七編。
目次
1 古典俳句の世界へのチャレンジ(古典俳句から想像世界を創作する試み―“俳句を描く”から“俳句童話”へ;俳句の可能性―俳句カルタ作りからの一試論;年中行事・記念日考)
2 幼児教育にジャンプする(『桃太郎』と現代若者―児童文学の講義における試論;幼児教育とキャラクター考)
3 講義のIT革命?!(情報機器を活用した文学の講義;博物館を活用した講義―大阪青山歴史文学博物館探検学習)
著者等紹介
三木慰子[ミキヤスコ]
1958年大阪府豊中市生まれ。甲南女子大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程標準修業年限修了。現職、大阪青山短期大学助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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