内容説明
絶滅の危機に瀕した、“世界の宝シデコブシ”を守れ!岐阜県、愛知県、三重県内の湿地だけに自生する日本固有種「シデコブシ」。定年後の生きがいを、この花木の保護に賭けた、元校長先生の愛情物語。
目次
第1章 恵那の春 花の女王(北山;東濃地方のシデコブシ ほか)
第2章 わしが守らなきゃ(シデコブシの守り役;「恵那シデコブシ保存会」の結成 ほか)
第3章 開発と保護のはざまで(標高世界一の自生地;第二期恵那テクノパーク ほか)
第4章 太古から生きつづけてきたいのち(全国植樹祭;自生地調査 ほか)
著者等紹介
市川廣利[イチカワヒロトシ]
大正15年(1926)1月1日、岐阜県恵那市東野生まれ。昭和20年(1945)9月、岐阜師範卒。恵那市立長嶋小学校を皮切りに、県内各地の小、中学校勤務。指導主事、主任管理主事を経て、昭和59年(1984)3月、恵那市立恵那西中学校校長で退職。恵那市教育委員を1期務める。日本自然保護協会会員・自然観察指導員/日本シデコブシを守る会理事/恵那シデコブシ保存会会長/岐阜県植物研究会会員/自然を愛するミドリクラブ会員/恵那市環境対策協議会理事/恵那市環境基本計画策定委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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