内容説明
「通学路」のよさが失われようとしています。子どもたちの人間形成に重大な影響を与える「通学路」の復権を願いそのあるべき姿を教育者の立場から多角的に追究した現代教育論。
目次
はじめに 願いと懸念
1 「通学路」の歩み
2 「原風景」空間
3 形成力をひめた道
4 「人は右、車は左」―「通学路」の通行方法
5 市町村合併と「通学路」
6 「通学路」の安全対策
おわりに 危惧と問い
著者等紹介
椎名文彦[シイナフミヒコ]
1948年、千葉県生まれ。1970年3月埼玉大学教育学部を卒業。同年4月私立昭和学院小学校に勤務した後、1973年4月千葉県公立学校教員に転じて、四市一町(旧二市五町)の公立小学校に勤務。この間千葉県教育委員会派遣長期研修生として千葉大学大学院教育学研究科を1985年3月修了。総務庁「実践化をめざす幼児の交通安全」中央調査委員、千葉県安全教育推進委員、千葉県教育研究会安全教育部会理事(東総支会部会長)などを務める。現在、旭市立飯岡小学校校長。交通権学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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