内容説明
8月15日という「エアポケットに翻弄」された世代の著者。その著者が、亡き父母、故郷尾道、家族、友人、自然等…時の経過とともに風化しがちな思い出と、今生きる事とを重ね合わせ記す。過去から現在、現在から未来へと連続する視点で書き綴った50編収録。
目次
奈良
日溜まりの部屋で
『月の砂漠』と私の友だち
空と私
雷
奈良に魅せられて
七月のおしまいの日曜日
コスモス
変りゆくもののなかで
戦争と鉄塔〔ほか〕
著者等紹介
石井道子[イシイミチコ]
1934年、広島県尾道市に生まれる。1957年、東京大学卒業。1957年4月~1962年12月、労働省労働衛生研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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